確かカタナ会が初めての会報を発行したのは1986年だったと思う。

 KATANA会 会長
      山口 導明






 引っぱり出してみると「1986年11月」に第一号が発刊されており、SWORD-EDGEも11年目となった。当時、まだワープロが普及しておらず、私のなんと!つたない手書き文字で4ページ程のものであった。内容はクラブ名が正式に「KATANA会」となった事を記してある。
「KATANA CLUB、KATANA団、TEAM KATANAなど色々続出しましたが・・・」「”会”が良いだろうということで、あっさり決定しました」
今考えてみるとカタナ団というのもなかなかおつであったな、と思えるが。
 また、ステッカーを作成しようとデザインの検討も行われていた。当時の候補は単なる長方形で単にゴシック体でKATANA会と入っただけに過ぎない。このデザインは最終的には実現せず、その後に現在のデザインが採用され、今日に至っている。
(KATANA会ステッカー)
 会員名簿はたったの4人。初めての雑誌の記事を出してもらったにもかかわらず、集まったのが4人であった。当時、時代ははレーザーレプリカへと突入していたが、それでも4台のカタナで走る姿はかっこよかったし楽しかった。そして私もまだ若かった。
 あれから10年。カタナはほぼあの時のまま発売されている。
私は22才の時、初めてカタナに乗った。
あれから15年たった今でも乗り続けている。
 私はこれからもカタナをいつまでもそばに置いて、KATANA会の仲間達と走り続けるだろう。
昨年も、多くの入会希望があり、現在会員数は約500名である。
走り方は変わっても今でも当会の方針「歴史的名車カタナを楽しみ。多くの仲間達といい時間を過ごそう」を実行して行こうと思う。
(1996年頃の会長挨拶です)